パンダが返還され日本からいなくなる!いつまでに見納めればいい?
🐼 パンダが中国に返還される(2026年1月予定)
東京・上野動物園で飼育されている最後のジャイアントパンダ2頭(双子のシャオシャオとレイレイ)が来年1月下旬〜1月末に中国へ返還されることが決まりました。
これにより、日本国内にパンダがいなくなるのは1972年の初来日以来約50年ぶりです。
双子パンダは中国側からのレンタルで日本に来ており、返還期限は2026年2月中旬〜下旬でしたが、日中の協議を経て返還が早まる見込みとなっています。
返還前の最終公開日は2026年1月25日とされています。
🇨🇳 日中関係と返還決定の背景
重要なのは、今回の返還が「契約満了」だけでなく、日中政治・外交関係の悪化と関連しているとの見方がある点です。
高市早苗総理(首相)の台湾有事に関する発言などをきっかけに日中関係が緊張していることが、中国側が新しい貸与を渋る背景にあります。
中国側の公式見解は明確に「政治発言が影響した」とはしていませんが、貸与再開の展望は現時点では立っていないと報じられています。
中国はパンダを外交・友好の象徴として各国に貸与する「パンダ外交」を長年行っており、関係が悪化した国・地域には貸与しない傾向があります
パンダ外交とは?
中国は1970年代以降、政治的友好や国際関係改善の象徴として、ジャイアントパンダを他国の動物園に貸与・贈呈する「パンダ外交」を展開してきました。
日本にも初来日は1972年の国交正常化の際で、以来30匹以上が貸与・来日してきました。
📌 まとめ
上野動物園で飼育されている双子のジャイアントパンダ・シャオシャオとレイレイが、来年1月下旬に中国に返還され、日本国内にパンダがいなくなるのは約50年ぶりとなる見込みです。
返還は元々の契約期限が理由ですが、高市総理の発言などを受けた日中関係の緊張が、新しい貸与の見通しを難しくしているとの報道もあります。
返還は国際ルールに従う行為である一方、文化・外交的な象徴として日本では大きな話題となっています。