ブレイキングダウンの前日公開計量でクモ膜下出血
出場予定だったファイター「やるべしたら竜」選手が、前日公開計量・会見中に対戦相手の「江口響(えぐちひびき)」選手からの不意打ちビンタを受けて失神し、後頭部を強く打った後に状態が悪化。大会後に受けた検査でくも膜下出血が判明しました。
① 前日計量・会見でのフェイスオフ
12月13日・前日公開計量・会見で、「やるべしたら竜」(北海道喧嘩自慢)と対戦相手の「江口響」(千葉喧嘩自慢)のフェイスオフ中に不意打ちのビンタを竜選手が受けて失神。
その場で後頭部を床に強打し、足がけいれん、真後ろに倒れるなどの症状が見られました。
医療スタッフによる応急処置が行われ、その後大会側は試合を中止と発表しました。
② 大会当日の対応
大会当日(14日)には竜選手は会場に姿を見せ、観客に謝罪と再戦への意気込みを語る場面もありました。
ただし、この時点での症状は本人の言葉によれば「体調不良や油断も重なった」とのコメントもありました。
③ くも膜下出血の判明
その後、15日夜に竜選手はSNSで、体調の変化を受けて再検査した結果、「くも膜下出血」で脳内に出血が見つかったと報告しました。
大会当日に受けたCT検査では異常が見つかっていなかったものの、移動・飛行機搭乗後に頭痛が悪化したため再検査を行った結果発覚という流れです。
現在は医師・医療スタッフの管理のもと治療を受け、症状は安定・改善傾向にあるとされています。
対戦相手と反応
江口響選手
前日会見で竜選手に不意打ちでビンタをした人物です。
江口選手自身はSNSで、反省のコメントを出しており、格闘技をやめて責任を取るとコメントしています。
周囲の反応
格闘技関係者や有名選手・関係者からは、「不意打ちは危険」「こうした行為はやめるべき」といった批判も出ています。
また、破局的リスクを指摘する声や、イベント自体の安全性について疑問を投げかける意見もSNS上で散見されています。
現状と本人のコメント
竜選手はSNSで、出血が見つかった後も前向きな姿勢を見せ、来年3月の大会で江口選手と再戦し無念を晴らしたいと現役復帰の意欲を語っています。