JR東日本赤字線リスト|続く存廃協議
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JR東日本の低利用・赤字路線36路線一覧(平均通過人員2,000人未満)
JR東日本は、2024年度の実績において 平均通過人員が1日あたり2,000人未満 の路線として、 36路線・71区間 の経営情報を発表しました。
地方を中心としたローカル線が多く、いずれも営業費用が運輸収入を大きく上回る経営状況になっています。
東北・北東北エリア
- 吾妻線(長野原草津口〜大前)
- 左沢線(寒河江〜左沢)
- 石巻線(小牛田〜女川)
- 羽越線(新津〜新発田/村上〜鶴岡/鶴岡〜酒田/酒田〜羽後本荘)
- 奥羽本線(新庄〜湯沢/湯沢〜大曲)
- 奥羽本線(東能代〜大館/大館〜弘前)
- 大船渡線(一ノ関〜気仙沼)
- 大湊線(野辺地〜大湊)
- 男鹿線(追分〜男鹿)
- 花巻〜遠野
- 遠野〜釜石
- 烏山線(宝積寺〜烏山)
- 北上線(北上〜ほっとゆだ/ほっとゆだ〜横手)
- 中央本線(辰野〜塩尻)
- 八戸線(鮫〜久慈)
信越・北陸・長野エリア
- 飯山線(豊野〜飯山/飯山〜戸狩野沢温泉/戸狩野沢温泉〜津南/津南〜越後川口)
- 大糸線(信濃大町〜白馬/白馬〜南小谷)
- 小海線(小淵沢〜小海/小海〜中込)
関東・東北南部
- 内房線(館山〜安房鴨川)
- 越後線(柏崎〜吉田)
- 上越線(水上〜越後湯沢)
- 常磐線(いわき〜原ノ町)
- 水郡線(常陸大宮〜常陸大子/常陸大子〜磐城塙/磐城塙〜安積永盛/上菅谷〜常陸太田)
- 外房線(勝浦〜安房鴨川)
会津・只見エリア
- 会津若松〜会津坂下
- 会津坂下〜会津川口
- 会津川口〜只見
- 只見〜小出
津軽・北東北
- 青森〜中小国
- 中小国〜三厩(※豪雨被災区間あり)
その他の地方線区
- 木更津〜久留里
- 久留里〜上総亀山
- 気仙沼線(前谷地〜柳津)
- 深浦〜五所川原
- 五所川原〜川部
- 好摩〜荒屋新町
- 荒屋新町〜鹿角花輪
- 鹿角花輪〜大館
- 会津若松〜喜多方
- 喜多方〜野沢
- 野沢〜津川
- 津川〜五泉
- 小野新町〜郡山
- 弥彦線(弥彦〜吉田)
- 盛岡〜上米内
- 上米内〜宮古
(※一部区間は長雨災害や代行輸送の状況などで、現地の運行形態に影響が出ています。)
なぜ36路線・71区間が対象なのか?
JR東日本が今回公表した対象区間はいずれも、平均通過人員が1日あたり2,000人未満 という、利用者が極めて少ない路線です。
これは国内のローカル鉄道の利用者減少・人口減少・自動車利用増加などが背景にあり、営業費用に対して運輸収入が大きく下回る「赤字」 路線として課題となっています。
このうち22路線・35区間では、1日あたり500人未満の利用者という極めて低い数字が見られました。
JR東日本全体でも、こうした路線区は営業キロの約4割を占めており、地域交通の持続性をめぐる議論と自治体との協力が今後の課題とされています。
経営状況の概要
- 対象区間の赤字総額は 約790億円 にのぼります。
- 最も赤字額が大きいのは、羽越本線の 村上〜鶴岡区間(約55億円の赤字) です。
- 1日あたり利用者の少ない区間は、災害による代行輸送区間も含まれるため、数字がさらに悪化しているケースもあります。
今後どうなる?
JR東日本は現在、すぐに路線を廃止する方針はなく、地元自治体と協議しつつ、バス転換や運行形態の見直しも含めた「持続可能な地域交通」のあり方を検討しています。
地域住民の生活圏としての重要性を維持しながら、鉄道事業全体の健全な運営 に向けた議論が進められています。
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