2026年1月16日(金)、JR山手線をはじめとする主要路線が朝から運転を見合わせる大規模なトラブルが発生しました。

通勤・通学時間帯に首都圏の大動脈が止まり、利用者に大きな影響が出ています。原因と、17日・18日に迫った大学入学共通テストへの影響について解説します。

山手線が止まった原因は「停電」

JR東日本によると、16日未明の午前3時50分ごろ、東京・港区の田町~新橋~品川駅付近の電気設備で停電が発生し、これを受けて山手線の内回り・外回り、京浜東北線、東海道線などで始発から運転を見合わせたと発表しています。

実際には、送電を再開する際の不具合が停電につながったとみられる状況です。点検・復旧作業に時間を要し、午前中いっぱい運転ができない状態が続きました。

午後に入って順次運行が再開されています。

この停電や運転見合わせで、JR東日本は約67万3000人の利用者に影響が出たと正式に発表しています。

体調不良を訴えた乗客も複数報告されています。

なぜ停電が起きたのか

JR東日本の発表では、夜間の設備工事が終わって送電を再開する際に何らかの不具合が生じて電力が供給できなくなったことが停電の直接原因とされています。

停電箇所は山手線と京浜東北線が走る新橋~品川周辺の設備で、詳しい原因を調査中だとされています。

なお、SNSなどでは「送電装置や機器のトラブル」「夜間作業の手順ミス」といった意見も出ていますが、これらは公式発表ではなく、引き続きJR東日本の調査が進められています。

山手線の運転状況(1月16日)

  • 始発から午前中まで全面運休・見合わせ状態
  • 午後にかけて段階的に復旧
  • 山手線・京浜東北線は昼過ぎまで断続的な遅延や混雑が続く見込み

再開後もダイヤや混雑の乱れが残る可能性があり、駅や車内での混雑注意が呼びかけられています。

共通テストへの影響はあるか

2026年1月17日・18日に実施される大学入学共通テストを控えて、鉄道トラブルへの不安がSNSなどで広がっています。

試験当日に同じようなトラブルが起きたらどうしよう」といった声が多く出ています。

実際、今回の運休がテスト前日ではなくて助かったという意見も見られます。

現時点では、共通テスト当日の運行に関する公式な不足や影響の発表はありません。

JR東日本や関係機関は、受験生が余裕を持って会場に到着できるよう、運行情報や準備状況を引き続き発信するとみられます。

17日、18日に大きな事件・事故が起きない限り、運転見合わせによる大規模な影響が出る可能性は低いと予想されます。

■ポイント

  • 今回の運転見合わせは電気設備の停電が原因で、設備不具合によるものだった。
  • 山手線は午後から順次再開したが、利用者への影響が大きかった。
  • 共通テストへの直接影響は現時点では想定されていないが、運行情報は直前まで注意が必要。