最近(2025年12月)に「過去5年分のSNS履歴を必須で提出する」方向の提案が出ており、ESTAでも任意から必須へ拡大される可能性があります。

ESTAとは

ビザ免除プログラムによる短期渡航者が事前に取得する電子渡航認証で通常は名前・住所・連絡先・犯罪歴などを申告します。

SNS履歴の中身

要求されるのは主に「過去に使ったSNSアカウント名(ハンドル)やアカウント一覧」で、場合によっては投稿履歴や公開活動に関する情報も含まれる可能性があります。

最近の提案では「過去5年分のSNSアカウント情報」を求めると報じられています。

背景/変遷

2016〜2019年ごろから米国の査証(ビザ)申請フォームでSNSアカウントの記載を求める動きがあり、

当初はビザ申請者向け(ESTAは任意欄)でしたが、今回の提案でESTAにも義務化の方向が出ています。

いつから/法的状態

2025年末現在は「提案(公表→意見募集)」の段階です。

正式に確定・施行される前に意見公募が行われるケースが一般的で、最終決定・施行日は報道を見る必要があります。

渡航予定がある人が今できること

自分のSNSアカウント一覧を作る(主要プラットフォームのハンドル/URL・登録時期)。

過去に使っていたアカウントも思い出す(ユーザ名を控えておく)。

提案では「過去5年分」を想定しています。

投稿のエクスポートやアーカイブを取る(必要ならスクリーンショットやダウンロード)。

ただし「投稿を消す/改ざんする」のは推奨されません(改変はかえって問題になる可能性あり)。

最新情報をチェック

施行が確定するとフォームや公式サイト(米国税関・国境警備局 / CBP、ESTA公式サイト)に案内が出ます。

渡航直前で慌てないために、渡航前数週間〜数日前にも公式ページを確認してください。