音楽界のレジェンド 松任谷由実(ユーミン/71) が、最新アルバム制作で AI(人工知能)技術との共生に挑んでいます。

AIを使った歌声生成を取り入れたアルバム制作の裏側が、テレビ特番やSNSでも大きな話題となっています。

これまでにもAI技術との融合は音楽業界でも注目されてきましたが、ユーミンの取り組みはその中でも特に注目度が高まっています。

🎵 40枚目の新作『Wormhole / Yumi AraI』はAIと共に

2025年10月にリリースされた松任谷由実の40枚目のオリジナル・アルバム『Wormhole / Yumi AraI』では、AI技術を楽曲制作に活用する“前例のない試み”が行われました。

このアルバムでは、過去のユーミンのボーカルトラックをAIに学習させ、構築されたAIによる“第三の歌声”が生み出されています。

具体的には、昔の音源から抽出した声をAI音声合成ソフトで再構築し、現在のユーミンの生声と共演させるという試みです。

このコンセプトは、“異なる時空や次元をつなぐ”というテーマ(アルバムタイトル『Wormhole』=ワームホール=が示す)を音楽で表現するために考えられたもの。

過去から現在、そして未来へと時間軸をまたいだような音楽体験をリスナーに届けています。

📺 AI作品制作の舞台裏をNHKが特番で密着

このAI技術を使った制作風景は、NHK総合の特別番組『NHK MUSIC SPECIAL 松任谷由実 ~AIとの共生~』でも詳細に取り上げられました。番組では、音声合成AIを駆使して楽曲を作る過程や、声の再構築に挑むプロデューサー・松任谷正隆の制作現場に密着しています。

番組では、過去の松任谷由実のヴォーカルトラック(膨大な音源)をAIが解析・再合成する様子が紹介されるほか、ユーミン自身がAI技術との向き合い方、そして“人間の声とAIによって生まれる新しい表現”について語っています。

🧠 松任谷由実が語る「AIとの関係」

松任谷由実本人は、AIがすべてを置き換える存在ではないとしつつも、音楽表現の新たな可能性を探るための共存を模索しています。

例えば、AIに作詞を任せるというアイデアも検討したものの、「言葉の行間や人間の感性の深さは現時点ではAIには難しい」と感じたというエピソードも明かしています。

彼女は、AIを単なる“ツール”として捉えながらも、「AIと人間が共に音楽を作ることで、これまでにない感性や表現が生まれる可能性がある」と前向きな視点を示しています。

🦄 AIで生まれた“第3のユーミン”とは?

今回のAI活用で話題になっているのが、昔の歌声を学習したAIが作り出した“第3のユーミン”の歌声です。

過去の音源を用いることで、当時の声色と現在のユーミンの声が重なり合うような、新しい歌声の存在が誕生しました。

これは単なる歌声のコピーではなく、過去と現在をつなぐ音楽的体験としてリスナーからも注目されています。

NHK特番内でも、AIによって生成された声とユーミン自身のパフォーマンスが重なった瞬間が紹介され、視聴者からSNSでも大きな反響が寄せられました。

🎤 AIと紅白歌合戦でも関連表現が

松任谷由実は、『第76回NHK紅白歌合戦』への出場も発表されており、AIを用いた楽曲制作の成果が披露される場面にも期待が高まっています。

AIに学習させた昔の歌声と現在のユーミンの声による新曲「天までとどけ」などがステージに登場する予定です。

これは、世代を超えて愛されるユーミンの音楽に、AI技術が“時空を超える表現”として新たな演出を加える試みといえます。

🧠 まとめ

  • 松任谷由実は2025年の最新アルバムでAIを活用した歌声生成に挑み、過去の音源から新しい“声”を生み出す試みに成功しています。
  • NHK特番ではその制作過程が紹介され、AIと人間の共生というテーマが深く掘り下げられました。
  • 本人は、AIを音楽制作の相棒として捉えつつ、人間の感性や言葉が不可欠だという姿勢も示しています。
  • 『紅白歌合戦』など大みそかの舞台でも、AIを用いた表現が披露される予定で、さらに話題になる見込みです。